インタビュー / INTERVIEW

まず、木戸勉という役について教えてください。

木戸は長い間検事をやっていますが、あまり華々しい経験はありません。いわゆる「窓際」の検事だと思います。そんな木戸の前に現れるのが44歳で検事になった鬼島平八郎さんなんですね。その出会いに、「窓際」の木戸も触発されているんじゃないか、と思って演じています。

演じる上で気をつけていることはありますか??

ふと気づいたんですが、過去に失敗をした経験があって、それを自分の中に抱え込んでいて大声を出すこともできない、そういう生き方をしている役を演じるのはすごくひさしぶりなんですよね。最近、僕が演じるのは上司の役が多くて、いつも大声を張り上げたりしてるんです。それを思って、今回はスタジオに入ってからも、内面をしっかりと表現しようと考えるようになりました。だから、今回の役を演じるのはすごく緊張します。

M田さんとの共演の感想はいかがですか?

M田さんとの共演はひさしぶりで、これが2本目になります。 初めて共演したときは、M田さんはお笑いの方だし、その人が主役をやるどうなるんだろうっていう気持ちはありました。でも、一緒に演じてみると、そこに演劇的な空間ができて、こっちの演技を自然に成立させてくれるんです。つまり、きちんとキャッチボールができているんです。あれは、お笑いの間とかではなく、演劇的なセンスがあるということなんでしょうね。「ダウンタウンの浜田さん」が漫才をやられているのとは、違う感じがします。
今回も、あれだけ長いセリフをしっかり全部覚えてこられて、NGも少ない。撮影の合間にも細かい気遣いがあって、みんなに話を振るっていう姿には責任感も感じますね。一緒に演じていて、すごく楽に演じられますね。