インタビュー / INTERVIEW

まず、森本真紀という役について教えてください。

真紀は検事になって9年目で、3年前くらいに伊智地検に配属されたんですが、もともとは東京地検にいたエリートです。
知的でクールな役柄なんですが、なかなか難しいですね。真紀は笑顔で話すんじゃなくて、端的に物事をビシッと言う人。サバサバした口調で厳しいことを言うんだけど、本人は特に厳しいとも思ってないんです。それに、どこか物悲しいというか寂しげな女性なので、まわりの人からは近寄りがたい感じに映ってしまうんでしょうね。だから、人と打ち解けるような性格ではありません。なかなか人と上手に接することができない女性だと思って演じています。
特に気をつけているのは、あまり笑顔を出さず、なるべく声のトーンを低くして、落ち着いた雰囲気を出すようにしています。そこは意識しながら演じてますね。

M田さんとの共演の感想はいかがですか?

以前、歌番組でご一緒させていただいたことはあるんですけど、ドラマで共演するのは初めてです。
M田さんって、お笑いのときを見てると、突っ込んでるところとか、ちょっと怖く感じたりもするんですけど(笑)、現場では全然そんなことなくて、ものすごく明るいんです。すごく気さくで、まわりのみんなを元気にしてくれる人です。ちょっとでも元気なさそうな人がいれば声をかけるし、みんなで楽しく仕事をしましょうって考えている方だと思います。とにかく思いやりがあるから、M田さんがいると、みんながまとまってチームとして成立する現場になりますね。だから、M田さんがいないときはやっぱり寂しい感じがします。

撮影現場の雰囲気はいかがですか?

M田さんをはじめ、松重さんや田山さん、(西山)茉希ちゃんや(濱田)岳くん、伊智地検のチームは、本当にみなさん優しい方ばかりなので、すごく楽しくやれています。 お芝居ってやっぱりその人の人間性が出るんです。みなさんは、本当にアットホームな感じの方ばかりなので、ドラマをご覧になった方にも「いいチームだな」というのは伝わると思います。
でも、真紀のキャラクターを考えて、私はちょっと距離を置いています。ちょっともったいない気もしますけど、あまり仲良くなりすぎちゃうと、そういうところが演技に出てしまうし。伊智地検のメンバーともっとがっつり仲良くできる役だったらよかったんですけどね。

撮影で印象に残ったエピソードがあれば、教えてください。

M田さんって、現場でよくオナラをするんです。ここぞっていうときにちゃんと出るっていうのは、さすがだなって思いますよ(笑)。M田さんがオナラをして岳くんに代わりに謝らせるというのは、ちょっとしたコントみたいでみんな爆笑でした。

最後にドラマのみどころをどうぞ。

このドラマのいいところは、検察の話だからといって難しいところは一切ないというというところ。すごくわかりやすくて、見ごたえのある人間ドラマです。 メインになるのは、M田さん演じる鬼島検事のあたたかさだと思います。優しくあるのが当たり前というか、人の心をときほぐすあたたかさを持っている人ですよね。そこにみんなが動かされていくという話です。
だから、このドラマは見終わったあとに、すごく爽快感があります。鬼島平八郎という人間が発する言葉を聞いていると勇気が湧いてくるんです。明日もがんばろうって思うような気持ちにさせてくれるようなドラマになっています。